はじめに|「いい習慣」も、家庭に合うかどうかがカギ
おはようございます。かけるです。
わが家では2人の娘を育てながら、日々の生活の中でさまざまな「習慣」を取り入れてきました。
朝4時起きで家事や副業をこなし、仕事をして、帰宅後は子どもたちと過ごす――。
そんな中で、子どもたちとの暮らしをより心地よくするために、**わが家に合った「習慣」**を少しずつ整えてきました。
今回はその中でも、
・やってよかった習慣
・やってみたけど合わなかった習慣
を実体験ベースでまとめました。
どのご家庭でも、100点の正解があるわけではありません。だからこそ「うちに合うかどうか?」を大切にしながら、参考にしていただけたら嬉しいです。
やってよかった子どもの習慣
✅ 睡眠リズムの維持
わが家では、「夜9時半就寝・朝6時半起床」を基本サイクルにしています。
平日も休日もこのリズムを崩さないことで、次のような効果を感じています:
- 朝から遊びや活動にスムーズに移れる
- 習い事や外遊びの疲れが残りにくい
- 心身の体調が安定する
このリズムを保つために、夕食の作り置き、洗濯の朝回しなど親側の段取りも工夫しています。
✅ 朝学習・ピアノ練習
朝食後の30分間を学習・ピアノ練習時間に充てています。
長女:復習・漢字・ワーク中心。塾に通っていないため、貴重な自学時間。
ピアノは、習っていることを3回以上反復練習
次女:スマイルゼミ中心。音読や簡単なプリントも取り入れ。
ピアノは、本人の気分次第(まだ始めて間もないため)
内容や時間配分は、子どもたちと相談しながら決定。
今ではすっかりルーティン化し、声かけしなくても自分で動けるようになっています。
✅ 寝る前の本読み
寝る前に15分間の読書タイムを設けています。
- 子どもたちが選んだ本を1冊ずつ読み聞かせ
- その後は各自が自分の読みたい本を読む
図書館通いが習慣になり、子どもたちの興味関心の把握にも役立っています。
「遊びが盛り上がってる日は省略OK」という柔軟さもポイントです。
✅ 外遊びの時間をしっかり取る
週末や平日夕方には、できる限り公園に出かけています。
- 平日:15分程度
- 休日:午前・午後合わせて4〜5時間
虫とり、鉄棒、球技など、遊びの中で自然と体力や挑戦心が育っていると感じています。
また、放課後に友達と自由に遊べる貴重な時間でもあります。
私自身も毎日5kmのランニングで体力を維持し、全力で子どもたちと遊べるようにしています。
✅ 寝る前の片付け
家遊びでは、おもちゃが散乱して足の踏み場もないことも…。
でもそれでOK。わが家では
- 遊びの中では自由に散らかして良い
- 寝る前には必ずすべて片付ける
というルールです。
おもちゃの収納場所は固定し、「どこにも分類できないもの」は“なんでもボックス”に。
この習慣を通して、子どもたちも「整理整頓の意識」が自然と身につきました。
合わなかった(見直した)習慣
❌ 食事の完食
「出されたものは全部食べなさい」と伝えていた時期もありましたが…
- 食事に時間がかかり、1時間以上かかることも
- 「早く食べなさい」「残さないで」などの声かけが増え、食事が楽しくなくなる
現在は、量の調整や、メニューの工夫により、楽しんで食べられることを優先。
マナーや食のバランスも大切にしながら、無理のない形にシフトしています。
❌ 小学生からの歯磨き完全自立
長女の小学生進学を機に歯磨きを任せましたが…
- 汚れの残りを歯医者で指摘される
- 歯並びが悪く、大人でも磨きにくい部分がある
本人の希望もあり、今では、毎晩仕上げ磨きを再開。歯間ブラシや先の細い歯ブラシを活用し、磨きにくい箇所を中心に仕上げをしています。
3ヶ月に1度、歯医者での定期検診・クリーニングも続けています。
❌ 前日の学校準備
学校では「前日に準備をする」よう指導されていますが、我が家では朝に準備するスタイルです。
- 夜は子どもたちの遊びや親子の時間を優先
- 必要な準備物(提出物など)は前夜に一緒に確認
朝はバタつきますが、夜の時間を穏やかに過ごすために今はこのスタイルを続けています。
まとめ|“習慣化”の目的を忘れないことが大切
習慣は、子どもたちの成長にとって大きな力になります。
ただし「習慣をこなすこと自体」が目的になってしまうと、本来の効果は半減します。
- 家庭のリズムや価値観に合った習慣を選ぶ
- 状況に応じて柔軟に見直す
- 親も子も“心地よく続けられる”形を探していく
わが家では、生活の核となる「睡眠リズム」はほとんど変えませんが、それ以外は状況に応じて変えています。
習慣づくりは、生活を整えるだけでなく、未来への土台になる。そんな視点で日々の選択を重ねていけたらと思います。
▶ 関連記事リンク(内部リンクおすすめ)
- 【朝活の工夫】子どもの朝時間の使い方と親のサポート法
- 【ピアノ・学習習慣】やってよかった習い事・ルーティンまとめ
- 【シングルファザーの時間管理】朝4時起き生活のリアル
以下のブログ記事を書いて
#テーマ
やってよかった子供たちの習慣、合わなかった習慣
#やってよかった習慣
##睡眠リズムを一定にする
-我が家では、9時半に寝て6時半に起きるサイクル
-平日、休日とも同じ
-リズムを一定にすることで、昼間の活動を充実させることができる
-休日は朝から遊びに行けるのでいろんな活動ができる
-体調を崩しいにくい
-実行するために、作り置きをして夕食準備の時間削減したり、洗濯などの家事は朝に回したりしている
##朝に学習やピアノの練習をする
-2人とも朝に30分時間を取るようにしている
-出発までの時間から逆算して準備を終えることが大事
-長女は塾には通っていないので宿題以外の重要な学習時間となっている
-長女はテストで間違えたところの復習や、習った漢字の練習、ワークなどをしている
-次女はスマイルゼミをしている
-ピアノは習っていることを最低3回はやっている
-内容、時間配分はある程度本人に考えさせ、相談しながら決めている
-今はまだ小さいのでできる・できないより、習慣付けが大切と考え、時間が取れない日でも少しでもいいのでやるようにしている
-今では、何も言わずとも2人とルーティーンとして取り組んでいる
-実行するために、起床時間にゆとりを持っており、睡眠時間リズムを整えることで実現している。また、朝食を子供たちが食べやすいものにする、「○○分までに食べ終わる」、「△△分までに着替える」など子供たちに時間意識を持たせている
##寝る前の本読み
-我が家では寝る前に15分ほど本を読む時間を設けている
-2人それぞれが読みたい本と読んでほしい本を持ってきて、私が2冊読み聞かせたあと、それぞれに読みたい本を読んでいる
-「学校でこの本借りたんだよ」など親子の大事なコミュニケーションになっている
-0歳のころから実行している
-本は基本的には図書館で借り、2~3週間に一度図書館に行っている
-子供達が自分で読みたい本を選んでくるので、今どんなことに興味があるのか知るきっかけにもなっている
-遊びが盛り上がっていたら本読みはやめて遊びを優先するなど、子供たちが本読みを楽しい時間と認識できるよう柔軟に対応することを心掛けている
##外遊び
-我が家は週末や平日の夕方にできるだけ公園で遊んでいる
-平日は15分程度、休日は午前と午後併せて4~5時間ほど遊んでいる
-体力がしっかりついた
-友達と遊べる
-鉄棒やうんていなど友達と一緒に色んな事に挑戦し、できるようになっていく
-遠くの公園に行くと気分が変わり、子供たちは大はしゃぎで遊ぶ
-虫を捕まえたり、球技をしたり、いろんな体験を一緒にできる
-実行するためには、親の体力が必要。私は毎日5キロのランニングをすることで、休日に目一杯子供達と遊べるように体力づくりをしている
##寝る前の片付け
-家遊びではシルバニアなどのおもちゃを大量に出して遊ぶ
-足の踏み場もない
-2人で楽しく遊んでいるので、遊ぶ時間に散らかすのはOK
-寝る前には、すべて片づけることにしている
-2人とも整理整頓の意識がついた(ちらかってるのは嫌と思っている)
-実行するために、おもちゃや物の置き場は固定して決めている。また、どこにも分類できないおもちゃや製作物はそれぞれが自由に使っていい箱を用意し、その中に入るなら押し込んでもいいことにしている
#合わなかった習慣
##食事の完食
-「出された食事は完食するべき」との考えで、子供たちにも強要していた
-食事に1時間近く時間がかかることが増え、他の活動の時間が取れなくなった
-「早く食べなさい」「全部食べなさい」と言われることで、子供たちにとって食事が楽しい時間で無くなっているように感じた
-今は出す量を調整したり、「楽しく食べられればOK」との考えも取り入れて、食事マナーや好き嫌い克服とのバランスを取るようにしている
##子供自身での歯磨き
-保育園までは夜は仕上げ磨きをしていたが、長女が小学生に上がったタイミングで自分だけで磨くようにした
-上手に磨けていると思っていたが、歯医者さんで見てもらうと、汚れがたまっている部分があるとのことであった
-歯並びが悪く、大人がやっても磨きに部分がある
-歯医者で先の細い歯ブラシを購入し、磨きにくい部分に使用するようにした
-長女も、「自分だけでは不安だからやってほしい」とのことで、今は毎晩仕上げをするようにしている
-2人とも虫歯はない
-3か月に1回歯医者で検診、クリーニングをしてもらっている
##前日に学校の準備
-賛否両論あると思うが、我が家では学校に行く準備は朝、学校に行く直前にしている
-一般的には前日に学校に行く準備をするのがいいとされているし、学校でもそのように指導されている
-朝~夕方は、学習や習い事などで忙しく過ごしているが、家で遊ぶ時間も少しでも確保したい
-子供たちはシルバニアやメルちゃん、リカちゃんなどでおままごとをするのが大好きで、やり始めると途中で止めるのがかわいそうなくらい没頭している
-連絡帳や学年だよりで、事前に準備が必要なものがないかは前夜までに確認している
-その分朝はバタバタするが、うちは夜の遊び時間確保のために当面このスタイルで行こうと思っている
#まとめ
習慣付けは大事だが、「習慣をこなすこと」が目的になるとせっかくのいい習慣も効果が半減してしまう。家庭の生活リズムや親・子供たちの特性にあった習慣を考え、実行することが大切。また、習慣を強制すると子供たちのストレスにもなるので、「今日は遊びが盛り上がっているから本読みは無しにして遊びの時間を延ばそう」など柔軟に対応することが大切。我が家では睡眠リズムは絶対にしているので、それ以外は状況に応じて変えています。
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